2020/01/15 11:50

酷暑…という表現の仕方がぴったりの今年の夏。

どう乗り切れば良いのか?と頭を抱えますが、
我が家では、暑くなると何故だか?和室に集まります。

冬場にそこに子供たちが集まることは少ないのですが、
夏の夕方になるとテレビも無い、和室に集まり
ごろごろしている様子が見られます。

「やっぱり畳の部屋の方が涼しい?」と聞くと、
「涼しい~」とのこと。

リビングも和室も同じように南に向いています。
リビング側は無垢材フローリング。

それでも畳の部屋が涼しいというのは、
何故でしょうね。

暑くないという事は、熱を畳から感じないんでしょう。
そして、ベタベタしない・・・

この二つが揃うだけで、体感はとても心地よいですよね。

最近減りつつある畳の部屋。
それでも、日本で生活していると、本能的に欲してしまう畳の部屋。

今回はそんな畳を見直すきっかけになるような
畳のいいところをご案内します。

スタバが世界で初めて「畳でコーヒー」
家づくり 畳の部屋を見直す

自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウスの小倉です。

とはいっても、もう数年過ぎているお話ですが、ご存知ですか?

恐らく日本のスタバでは、まだそこでしか体験できないはず。

今やスタバも蔦屋などとも空間共有していますが、

日本一号店を出店して以来、
それぞれの店舗が地域で末永く愛され、

「サードプレイス(家庭、職場、学校に次ぐ第三の生活拠点)」
となることを願い、日々地域とのつながりを大切にという
コンセプトのもと、店舗展開をしてきたと言われています。

そして、2016年にオープンした『京都二寧坂ヤサカ茶屋店』は、
日本の伝統文化への敬意を表現し、畳でコーヒーが頂けるような
店構えとして誕生したとの事。

そこにはやっぱり、日本人がくつろぐ空間、日本人なら=畳という
考え方が存在していたのではないでしょうか。

日本の夏を乗り切る知恵

今年は酷暑と言っても、
この暑さは、きっと今に始まった暑さではないはず。

日本は高温多湿、だからその四季をどうやったら、
少しでも気持ちよく乗り切れるのか?

という事を昔の人は考え、知恵を出し合ったはず。

今となっては、優れた電化製品も多数。
考えなくても気持ちよく過ごせるように出来てしまっている。

打ち水、油団、風鈴なども暑い夏を乗り切るための知恵。

畳はそんな先人たちが考え、作り出した知恵の賜物。

日本の風土に最も合った内装材の一つと
言えるのではないでしょうか。

畳のメリット

和室離れが進む一方で、少しずつ見直されている畳。

メリットは沢山あります。

自然素材のイ草
畳に使用するイ草は多年性の植物です。
自然素材ならではのおすすめは、調湿効果があることです。

夏の不快な湿気は吸収し、
乾燥している冬はい草が含んでいる水分を放出して
湿度を調節してくれます。

睡眠中の汗で布団は湿気を含みます。

フローリングの上に布団を敷いた場合と、
畳に敷いた場合を比較してみると、
布団の湿気を吸収してくれる畳の方が
夏の熱帯夜の寝苦しさを軽減してくれます。

また、空気を含んでいるイ草はフローリングに比べて
クッション性が高く、階下への物音を軽減させる
防音効果も期待が出来ます。

小さなお子様にも安心の畳

赤ちゃんや高齢者にも優しいのが畳の部屋。

フローリングの上に直に赤ちゃんを転がすのは
少し抵抗を感じたことはありませんか?

でも、畳だとその抵抗を感じないなんて言う方も
いらっしゃるのでは?

私もその一人です。

自分の子も、友達の子も、フローリングの上なら、
タオル一枚敷いたり?お昼寝布団を出したりしていましたが、

畳の部屋なら、そのままコロッと転がしていました。

気持ちの問題なのかもしれませんが、
畳の部屋ならちょっと躓いて転んでも安心。

また、ハイハイをしたり、つかまり立ちをし始めた我が子が
ひっくり返っても、大きなケガをすることは無い安心感が、
畳にはあります。

やっぱり「本物の畳」を

畳が良いと感じて頂けたら、
あともう一つ。

それはほんものの畳を使うという事です。

畳に本物もそうじゃないものもあるのか?
と思う方がほとんどでしょう。

簡単に言えば、
本物はワラ床と天然泥染した畳表で出来ています。

でも、ここがまた日本人の凄いところ。

量産も可能とし、発泡スチロールの床に
青く染めた、中国産のイ草の畳表で、

様々な生活スタイルに合うように作られた畳。

現在の日本の住宅には多く採用されています。

実際比べてみないと解らないものですが、
本物の畳は違います。

畳の香りやクッション性、
保温性や断熱性を最大限に楽しもうと思ったら、
本物の畳を選ぶ事をお勧めします。

本物の畳なら安心してゴロゴロすることも
楽しむことが出来ます。

いかがでしたか

畳は今、見直されてきています。

見直されてきているという事は、
家づくりをする側の私達も気になるタイミングがあるはず。

必要ないと畳の部屋を洋室に変更する前に、
ぜひ畳の部屋を残すことを考えてみてください。

きっとふとした時に使っている自分がいるはずです。

アトピッコハウスの「ほんものたたみ」は
国産のいぐさを「天然泥染」した畳表に、
国産の稲わら100%でできた畳床、純綿のヘリ。

殺虫剤や防カビ剤を使わない代わりに
抗菌性の高い天然の麻シートがその役割を担っている、
最近では珍しい、本物の畳。

ぜひご検討くださいね。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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